2012.2.17

森林整備事業関係ブロック説明会in大船渡合庁

ご無沙汰しておりました。バレンタインデーも過ぎ去り、若干の寂しさを感じます。が、まだまだ寒い日々が続きインフルエンザ警報が発令中ですので体調管理に気を付けて生活したいところです。

 

さて、今月は森林整備事業関係の説明会が県内会場4箇所で行われ、東磐井地方森林組合からは8名が、2月16日大船渡会場での説明会に参加しました!

今年(H24)から今までと変わる点が何点か示され、おおまかには

 

● 今まで森林施業計画→「森林経営計画」

 森林施業計画(ひとまとまりが30ha以上)が、「森林経営計画」(林班又は複数林班のまとまりで全体の1/2以上の面積をみたす計画)に移っていくこと。

 

● 森林整備地域活動支援交付金の交付条件の変更

従来の共同施業型の他に新たに経営委託型を新設→より搬出間伐と森林経営計画の作成が促進される仕組みを設けた。

 

● 森林整備事業の一部変更

制度そのものに大きな変化はないが「森林経営計画」に沿ったものへ移行していく。(「間伐」「更新伐」は5ha以上10㎥/haで森林経営計画を作成している場合、2つを併せて5ha以上とすることができる。)

(※配付資料より)

 

簡単に書きましたが、会場には約53名が集まり、真剣に説明に聞き入り、質疑も活発なものとなりました。今後の事業に活用していきます! 

 

また沿岸の会場ということで復興に関する話題提供がありました。岩手大学が三陸復興推進本部を設置した「三陸復興プロジェクト」の紹介に農学部の立川史郎教授が説明会に出席され、沿岸市町村の森林整備や林業復興に岩手大学も連携して取り組んでいく事を話されました。このプロジェクトは岩手大学農学部の森林系の先生方で組織されており、幅広い森林の分野をほぼ網羅しています。今後の活躍に注目です!